来季のライオンズのスタメン予想
秋山選手がFAでメジャー挑戦表明・・・来年は
「やはりか・・・」そう思った。本日10/29日、西武ライオンズの切り込み隊長、秋山翔吾選手がFA権を行使、メジャー挑戦を表明した。
個人的には、覚悟をしていたがやはり寂しさがある。だが、いつまでも落ち込んでいられない。3連覇がかかったリーグ戦が待っている。
そこで、来季のライオンズのスタメンがどうなるのか、現段階で予測してみた。
浅村選手がいなくても強かった今年
2019年の優勝争いオーダー
1 (中) 秋山 翔吾 左 .307
2 (遊) 源田 壮亮 左 .280
3 (捕) 森 友哉 左 .339
4 (三) 中村 剛也 右 .296
5 (二) 外崎 修汰 右 .272
6 (一) 山川 穂高 右 .254
7 (指) 栗山 巧 左 .245
8 (右) 木村 文紀 右 .218
9 (左) 金子 侑司 両 .251
2019年、シーズン中盤までは山川選手が4番を務めるも、途中から不調に。終盤に差し掛かったところで、ベテラン中村選手が4番に入ったことで、打線のつながりが生まれ、大逆転優勝につながった。
秋山選手のすごさ
秋山選手は、得点圏打率2割台前半とチャンスにふるわなかったものの、打率3割、HR20本をクリアするなど、チームの切り込み隊長として活躍。序盤に3番として起用されて戸惑い、数字を落としていなければもっと素晴らしい数字を残したであろう。
さらに、秋山選手の魅力といえば守備だ。もともと守備がいい選手として知られていたが、今年も変わらず素晴らしい守備でチームのピンチを救った。
代表的なシーンを紹介する。
L秋山 チームを幾度となく救った『スーパーキャッチ』まとめ《THE FEATURE PLAYER》
難しい打球でも決して諦めることなく負い続け、巧みなグラブさばきで捕球するその姿に、何度も感動させられた。もちろん、強烈な打球に追いつく俊足ぶりも無視はできない。盗塁数こそ少ないものの、連打が出たときに一気にホームまで変えるシーンも数多く見られた。
秋山選手の穴を埋めるオーダー
ここまでの紹介をまとめると、秋山選手の凄さは、次の3つが挙げられる。
・3割を安定して記録する打力
・広い守備範囲と一気にベースを駆けるを誇る脚力
・確かなグラブさばきに代表される守備力
そう、走攻守すべてで高いレベル(ダジャレではない)の選手なのだ。
これだけのスキルをもった選手を育てるのは至難の業。来シーズンまでの短い時間では、まず不可能だろう。そこで、チーム全体でカバーする必要があるといえる。
筆者が提案する2020年の新オーダー
もちろん、まだまだストーブリーグは始まったばかり。今年はライオンズもFA戦線に出陣するということなので、大きく変わりそうだが、今のところで考えられるオーダーを考えた。
1 (遊) 源田壮亮 左
2 (中) 金子侑司 両
3 (二) 外崎修汰 右
4 (DH)中村 剛也 右
5 (補) 森友哉 左
6 (一) 山川 穂高 右
7 (三) 佐藤 龍世 右
8 (右) 木村 文紀 右
9 (左) 熊代聖人 右
みなさん、いろんな意見があると思うが、やはり現状、秋山選手のあとのセンターを任せられるとすれば、金子選手が適任だろう。また、1番も悩んだが今年の活躍からすれば、源田選手をおいて、松井稼頭央選手を彷彿とさせる活躍を見てみたい。
中村選手は流動的になると思うが、4番としてチームを引っ張って欲しい所。ただ、サードの後釜も作らないといけないので佐藤を使い続けてほしい。
外野手の残り一枠には、熊代選手が入ると予想。今年、代打ではあったが、.267とそこそこの打率を残すなど打撃力の向上がみられた。あの名応援歌がドームになり続ける姿を期待したいところ。
2019年の熊代選手の名場面といえばこちら。
チームのムードメーカーとして、明るく盛り上げる熊代選手。来年こそは打撃を開花させ、ぜひスタメンで期待したい選手です。
外国人、FA、トライアウトによって大きく変わる
ここまで来年の予測をしてきたが、前述の通りストーブリーグは始まったばかり。ライオンズもホークスの福田選手や、マリーンズの鈴木選手などを狙っているとして、報道されている。
また、外国人選手の獲得も大いに有り得る(外野手、三塁手、投手が候補か)ので、それによっても大きく変わることだろう。
だが、いずれにしても秋山選手が移籍すればその分の椅子は空く。その席を誰が獲得していくのか。3連覇に向けての重要なオフシーズンが始まっている。